スナック

諸事情によりスナックに連れて行かれました

慣れない環境に少し緊張しました

薄暗い店内
私以外の方の平均年齢60歳（推定）
こだまする演歌
やや強引にカラオケを強要されて
渋々歌ったテレサテン

（・・・ちょっぴり帰りたくなってきちゃったわ ）

そんななか、心がホッコリした言葉。
マスター（50代くらいの長身の男前さん）が
手付かずのおつまみを「お土産に」と
ラップで包みながら・・・・

「世の中はね、どんな物でも沢山の人の手がかかっているんです。だから僕は無駄にしたくないんですよ」

・・・・嗚呼本当だこの人カッコイイ

例えばクッキー一枚には
どれだけの人の手がかかっているでしょう？
卵が要ります（鶏を育てる方）
小麦粉も要ります（農家の方、製粉する方）
牛乳もバターも要ります（酪農家の方、乳製品に加工する方）
お砂糖も要ります、焼くにはオーブンも要るし
調理器具も・・・・・

さらには流通の事まで考えると、
途方もない人数が携わっているんですね。

”人は1人では生きられない”って
誰かとコミュニケーションをとったり
友達を作らないと駄目って意味だと思っていたけど
もっと広くて深い意味だと感じました。

何故だか、大切なことに限って、
忘れたり見過ごしたりするけど、
この事をしっかりと覚えておきたい


なんちゃって・・・・。